オーストラリアの花々 (3) |
ライスフラワー Riceflower / Ozothamnus キク科。小さい白い花が密集して咲きます。 蕾のときは、まるでつぶしたご飯のように見えるところから、 ライスフラワーと呼ばれています。学名はOzothamnus又はHelichrysum。 茎の先の方が枝分かれし、 分かれた枝の先端に白い米粒状の蕾を20粒から30粒ぐらいつけます。 米粒が開くと、2ミリぐらいの小さな花びらからなる、 直系6ミリぐらいの花になります。一つ一つの花はとても可愛らしいのですが、 咲くと白が少し潤んでしまうため、使われるのはもっぱら蕾みの時。 蕾みの方が白が美しいからです。花は白のほかにピンクもあります。 |
茎は1メートル前後のものから、3,4メートルぐらいまで。 葉は1センチぐらいの長さの針状で、手でつぶすと、とてもいい香りがします。 春から秋にかけて咲き、蕾から開花まで長期間楽しむことができます。 切り花、ドライフラワーともに利用範囲が広い花です。 |
ドライフラワーにする時は、葉を落として、花のみにしたほうが仕上がりがきれいです。 葉はドライになると黒くなって落ちます。 |
(俗にライスフラワーと呼ばれるものに、他にPimelea Riceflowerがあります。) |
一葉式いけ花 ジャクソン増美 |