Yukari Shuppan
オーストラリア文化一般情報

2002年~2008年にユーカリのウェブサイトに掲載された記事を項目別に収録。
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歩いてみよう -メルボルンとその周辺-  (21)

Emerald Lake Park 
 Melway 127 H4          3km
                                                          
                                                        M. Yoko


ここは有名なパフィングビリー列車の終点にある公園で、駅名の Lakeside の通り、水遊びやピクニックを家族連れで楽しめる公園である。この公園はパフィングビリーや車で行ったことがある人は多いと思うが、歩いても行けるのはご存知だろうか。

公園は柵で囲ってあるわけではないので、周辺のどこに駐車しても歩いて行けるが、Beaconsfield-Emerald Rd の一本裏の Princess Ave (Melway 127 G4) という小さな通りに駐車して、Crichton Rd から入るのが一番良いと思う。というのは Crichton Rd の突き当たりの門を入ると、落ち着いた平らな遊歩道が木々の間をぬい、パフィングビリーの線路に沿って続いているので、運が良ければ(時間が合えば)蒸気を上げて走る列車に手を振ることができるし、そうでなければ静かな散歩が楽しめるからである。

たいていの人は湖の近くにいるので、Lakeside の2kmが静かに歩ける道で、あとは起伏のある公園内を行き来するくらいである。帰りは北側の Emerald Lake Rd に沿った道を車の方に戻ると、小さな heritage museum があって、時々午後開いている。もちろん、車で乗り入れることもできる。休日はかなり混むので、昼食を持参するのも悪くない。

パフィングビリーが延長を予定している路線を東に行くと、始発の Belgrave を出てすぐのところにある有名な木製の橋と同じ形の新しい橋がある。ここへの運行が開始されるまでは、線路とその橋と Wright Forest を通って Cockatoo (Melway 311 G5) まで行くこともできる。


*この記事は1997年からユーカリに連載されたものをリピートしています。
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